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ホーム福祉よこはまトップページ172号特集1

特集1



認知症への理解と支援 10年目を向える横浜「まちかどケア」の取組

認知症サポーター100万人キャラバン


認知症を知り、地域をつくるキャンペーン(厚生労働省)の一環として、平成19(2007)年度から始まった「認知症サポーター100万人キャラバン」。認知症の人とその家族を見守る認知症サポーターを5年間で全国に100万人育て、認知症になっても一人ひとりが安心して暮らせる社会環境や地域づくりを目指す取組です。
現在は目標を大きく上回り、26年3月現在で約499万人のサポーターが全国で誕生しています。

サポーター11万人突破!!


本年、サポーターが11万人を超えた横浜市。認知症の理解・支援を広げる地域や企業における、サポーター養成講座(以下講座)の実施支援などを行う「まちかどケア※」の取組を紹介します。
※認定NPO法人市民セクターよこはま、社会福祉法人横浜市社会福祉協議会、横浜市健康福祉局高齢在宅支援課による協働事業
地域で

瀬谷第四地区
認知症キャラバン・メイト 松本幸一さん

地区内(12町内会)の人口は約11,000人。65 歳以上の高齢者は4人に1人の割合です。私が民生委員として担当する世帯にも認知症とわかっている人がいますが、全体像はつかめません。
地区には民生委員・児童委員、保健活動推進員など60人の「見守りサポーター」がいて、昨年その中から5人がキャラバンメイト養成講座を受けました。サポーターやキャラバンメイトの活動がより身近になることで隣近所の支え合いの土台が築かれ、住民同士が互いに見守り、気にかけ合う信頼関係が深まるでしょう。一人ひとりが認知症を正しく理解し、自身や家族の認知症を周囲に気軽に相談できる地域になるといいです。
松本幸一さん吉池恵里さん写真
瀬谷第四地区社会福祉協議会の会長でもある松本幸一さん(左)と、二ツ橋第二地域ケアプラザの社会福祉士、吉池恵里さん(右)

横浜市二ツ橋第二地域ケアプラザ
社会福祉士 吉池恵里さん

地域ケアプラザが開設された23年度に5人だったキャラバンメイトは現在、13人になりました。奇数月に定例会を開き、学校や企業、地域などの対象別に講座をアピールするためのアイデア、寸劇やクイズの準備をします。仕事を持つ男性の参加が見込まれる土・日開催を求める声もあり、開催に向けた話し合いも重ねています。
福祉従事者などがキャラバンメイトとなることが多いですが、地域活動者の中にもキャラバンメイトを目指す意欲的な人がいます。介護の経験などを生かすことができる地域の人にキャラバンメイトが増えることで"生活者の目線"で認知症に向き合あえるようになると思います。

認知症キャラバン・メイトって?

認知症に関する一定の知識を持っていて、サポーター養成講座の講師役として、地域や学校、職場などで講座を開いている方。(以下キャラバンメイト)
※詳しくは、福祉Q&Aをお読みください。

福祉事業所で
ふるさとホーム瀬谷の女性職員写真
▲ふるさとホーム瀬谷の女性職員。中央左が石川さん、中央右が長沼さん。区内のお祭りで「私、認知症と診断されたんだけど」と相談をされたことから、協力者・理解者を増やすのは急務と実感しました

ふるさとホーム瀬谷※
25年度にキャラバンメイト資格を得た
ケアマネジャーの石川敏子さん、長沼心美さん

今年4月15日、認知症グループホームでもあるふるさとホーム瀬谷を会場に初めての講座を開きました。集まったのは地域の人やボランティア、町内会役員。世代によって、また、介護経験の有無によって受け取り方が異なる認知症ですが「誰でもなるんだからね」と口にした参加者の前向きな受けとめ方に勇気づけられました。
認知症の理解と支えを広げるには思い込みや温度差の解消も大切です。往診の医師など専門家の後押しも受けて、入所者の家族向けの講座も考えています。
※NPO法人が経営する介護保険事業所(事業内容:居宅介護支援・訪問介護・通所介護・認知症対応型共同生活介護)

職場で

城南信用金庫 横浜支店・六角橋支店

高齢の利用者が多い金融機関のため、通帳、印鑑の紛失や何度も来店するなどの認知症の兆候にいち早く気づき、対応に生かそうというのが講座の目的。ビデオとテキストを教材としたこの日の講座には、2支店から職員33人が参加しました。
自分の親が認知症という職員は「知っているつもりでしたが...改めて参考になりました」。祖母とよく外出するという新人職員は「まさか自分の祖母は、という感覚でした。明日から業務に生かします」。窓口業務の職員も「ご本人の心中を察し、ご家族にも配慮した接遇をするようにします」と話してくれました。
写真1 ◀終業後、2支店の職員が参加した講座(4月23日)。講座を担当したのは、キャラバンメイトと横浜市六角橋地域ケアプラザ・地域包括支援センターのスタッフです
写真2
▶受講後にキャラバンメイトに質問する職員。「ご本人とのやり取りをメモに残して課内や上司への報告、地域ケアプラザへの連絡に生かすという指摘を実践したい」と話していました 写真3

ドラッグストア クリエイトSD

講座開催と並行して店舗での具体的な見守り、声かけの方法をまとめた「認知症サポーター行動指針」を作成し、業務に生かしています。指針作成では、行政から有益な情報を得ることができたと講座担当の大山優理子さん。最寄りの地域ケアプラザへ各店舗から連絡する行動が根づけば、と期待しています。
「薬剤師は認知症の勉強はしているが、認知症の生活者を知らない」というのが開催のきっかけと大山さん。
受講者からは「時間をかけて対応できるよう心がけます」「ご本人まがす一番つらいと感じた。温かな目で見守りたいと思います」といった声が聞かれました。
大山優理子さんと赤峰秀敏さん写真
▲講座を企画した株式会社クリエイト エス・ディーの大山優理子さん(右)とキャラバンメイトとして講師を務めたエーザイ株式会社の赤峰秀敏さん(左)
▼講座を受講した港北高田店の薬局長 宮川さん(左)と、六角橋店の薬局長武田さん(右)
宮川さんと武田さん写真
薬局長会議で開かれた認知症サポーター養成講座の写真◀ 薬局長会議で開かれた認知症サポーター養成講座(4月26日)。キャラバンメイト資格を持つ製薬会社の社員が講師を務め、横浜市荏田地域ケアプラザ・地域包括支援センターの主任ケアマネジャーが地域包括支援センターに ついて説明しまし

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