市民後見人養成・活動支援事業
お知らせ
- 第7期横浜市市民後見人養成課程、成年後見入門講座の説明動画を公開しました
- 市民後見人PR動画のリンク先を掲載いたしました。
- 福祉よこはま 12月号に市民後見人のインタビュー(P4)が掲載されました。(PDF:5MB)
1 市民後見人とは
弁護士や司法書士などの専門職ではない、親族以外の一般市民による成年後見人等で、地域に住む身近な存在として、地域と連携してご本人を見守り支える役割を担います。
ご本人の意思や生活に寄り添って、財産管理や各種契約、見守り(身上保護)などを行います。
認知症高齢者等の人口増加に伴い、成年後見制度の利用者数は今後も増加することが見込まれており、今後さらなる後見人等の担い手が求められると予測されます。このような中、親族や専門職(弁護士等)に加えて、これまで以上に身近な地域で被後見人等を支援できる、市民後見人が期待されています。
市民後見人の活動
市民後見人は、以下の強みを生かして後見活動を行っています。
1, ご本人の意思を尊重し、心身の状態や生活状況に配慮しながら、福祉サービスを利用する際の契約や財産の管理の他、きめ細かい身上保護を行います。
2, 市民の目線でご本人の意思を丁寧に把握し、地域の関係団体と連携しながらその人らしい生活を送る事が出来るように働きかけるなど、地域に密着した活動を行います。
市民後見人PR動画
市民後見人PR動画 60秒版はこちら | 市民後見人PR動画 15秒版はこちら |
※Youtubeへのリンクになります
市民後見人紹介パンフレット
2 横浜市市民後見人養成課程
横浜市市民後見人養成課程とは
横浜市では、国が指定したカリキュラムに基づき、一般の市民が地域で成年後見人等として必要な知識や技術を身につけて活動することができるように、養成を行っています。
現在、市民後見人バンクに登録している方は94名となっており、総受任者数は100名を超えています。(令和5年11月末現在)
第6期市民後見人養成課程では29名の方が修了しました。
【参考】横浜市市民後見人養成課程修了者数
合計 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
養成課程 | 第6期 | 第5期 | 第4期 | 第3期 | 第2期 | 第1期 | |
修了者数 | 29名 | 31名 | 23名 | 12名 | 39名 | 44名 | 178名 |
3 市民後見人への活動支援体制
市民後見人の活動について
横浜市市民後見人養成課程を受講・修了し、「横浜市市民後見人バンク」に登録した後、関係機関からの打診に基づき、横浜生活あんしんセンターから候補者として推薦、その後家庭裁判所から選任されることで活動が開始します。
成年後見人等として活動開始後、横浜生活あんしんセンターは市民後見人の活動を支援します。
※横浜市で市民後見人になるには、横浜市市民後見人養成課程を受講・修了した後、「横浜市市民後見人バンク」に登録します。
市民後見人バンク登録者支援
市民後見人バンクへの登録者および市民後見人として受任中の方に対して、次のような支援を行っています。
市民後見人受任・活動状況
現在の受任者数は以下の通りです。
総受任者数109名 総受任件数110件※複数件の受任者1名含む
(令和6年1月末現在)
4 各種情報
- 神奈川新聞に市民後見人の活動の様子が掲載されました。
- 「タウンニュース中区・西区版」2018年1月18日(木)号に市民後見人と横浜生活あんしんセンター所長の対談記事が掲載されました。
- 厚生労働省から市民後見人を紹介する冊子が掲載されました。(厚生労働省HP「成年後見はやわかり」へのリンク)
- 「横浜市における市民後見人に関する検討委員会」について(PDF:96KB)
- 横浜市における市民後見人に関する検討委員会報告書(平成24年2月) (PDF:783KB)
- 横浜市における市民後見人に関する検討委員会報告書<概要>(平成24年2月)(PDF:351KB)
※検討委員会とは、ノーマライゼーションの原理原則を基に、地域福祉の理念に基づいた権利擁護システムを実現するために、市民後見人についての検討を行った委員会です。